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「インドラの湖」を見てきました♪

本日は昨年なんどかお世話になった「新撰組ツアー」のガイド役の役者さんが参加しているお芝居「インドラの湖」を見てきました。

場所は茨木市民会館大ホール(ユーアイホール)です。
席は自由席だったので、早い者勝ち・・と言うわけで、14列目ぐらいのセンターをゲット!
舞台全体的も見え、役者さんの表情も見え、なかなかいい場所でした♪
「インドラの湖」を見てきました♪_d0002744_2238992.jpg
ホールの写真が逆光で、うまく撮れなかった為、看板のみ激写です。

※色々と舞台を見すぎて、純粋に舞台が見れてない部分があると思います。すごく辛口なコメントも含まれておりますので、ご注意ください<(_ _)>※




2部構成になっていて・・
まず1部のストーリーは、階級制度の厳しいインドで、魔物の脅威にさらされている国の女王はどんなに兵を差し向けても、その状況を打破することができませんでした。
そんな時、一人で魔物と戦い勝利した勇者が現れました名をインドラ・・しかし、彼は最下層のスードラ(奴隷)でした。

そのインドラを一目見た女王は、彼に心奪われみなの反対を押し切り彼に寵愛を注ぎます。
彼もその最下層の身分からのし上がると言う大いなる野望を抱き、女王に尽くします。

そんなある日、スードラ出身の盗賊が村々を襲い、惨殺を繰り返していました。
その征伐を命じられたインドラは、その盗賊の首領スジャータを一目見て心を奪われ、彼女を匿います。女王には「殺しました」と報告して、匿ったスジャータとの愛を深めていました。

その現状に苦悩するインドラ、その苦悩を見かねた親友デーパの言葉を信じ、彼にすべてを話しますが、それがデーパの罠で、彼は女王の前に引き出されました。

「私を愛しているといえ!」と拷問を受けても決して屈せず、とうとう彼は生きたまま地下牢へ閉じ込められます。

彼がやってくるのを待っていたスジャータの所へ女王の逆鱗に触れたため目を失ってしまったデーパが「地下牢に閉じ込められている」と知らせにきます。
それを聞いたスジャータは生き残った数人の手下とともに城へ攻め込み・・愛する人を見つけるがそこに女王が・・現れてスジャータをいたぶります・・
そして彼女を殺そうとしたとき、彼女をかばってインドラが死んでしまいます。
逆上したスジャータは女王を殺して、自らの命と引き換えに、インドラを生き返らせてほしいと神に願い自らの命を絶ちます。
しかし、罪深い2人は命を神から与えられてもそれぞれ別々の湖に竜神として封じられてしまいました。

2部はその封印された湖の間に豊かな土地が生まれ、村ができ人々が暮らしているその村のお話です。
その言い伝えには、竜神の心を静めるため日に3度の鐘を鳴らすように・・
それを守らなければ、この村は湖の底に沈んでしまうといわれていました。

しかし、年月は人々に言い伝えを信じさせなくなり、信仰心も薄れゆく一方でした。
その村も日照りが続き、村人も亡くなる中、いけにえを差し出そうと、鐘つきの法師の下に住むスードラの娘を差し出すように訴えます。

しかし、密かに彼女を妻にしている法師はその申し出を断ります。
そんな中現れた法師の親友がその娘に横恋慕をして、彼女を連れ出そうとしたときに、痺れを切らした村人達によって娘は生贄として、その命を絶たれる・・その瞬間に夫である法師が助けに来ます。

スードラが卑しい人種だと教えられて育った法師(実はマーヤの夫)もその一線が越えられず真に彼女を受け入れることができませんでしたが、日照でいらだっている村人に彼女がいけにえとして殺されそうになったのを命を懸けて守ります。

このときになってやっと、身分階級の垣根を越えて、彼女を真実愛していると叫ぶ法師を誤って村人の一人がさしてしまいます。

やっと心から結ばれた娘は、自ら命を絶ち村に雨が降り始めましたが、鐘を鳴らさなかったことで二つの湖の竜神の魂が引き合い、村は湖の底に沈んでしまいました。

そこには、法師の親友だけを一人残して・・

1部はアイーダを2部は夜叉ヶ池を題材にしたようなお話でした。

インドラ役の桜木誠さん・・局長役でツアーを案内していただきましたが・・
洋装でのお仕事はあまりなさらないんでしょうか?歩き方、しぐさ、着物の時の立ち居振る舞いが残っていて、微妙に違和感を感じました。

野心を持つインドラを好演されているだけに残念です。

踊りもあまり経験がないのか、体の硬さから来るものなのか?とても踊りにくそうで2部ラストのダンスシーンでのリフト見ててハラハラしました。

歌も・・お得意ではないようで・・デュエットで相手の方もつられていたのが面白かったです。

背が高く、存在感があるだけに少し残念でした。次回は、日本物のお芝居を見せていただきたいですね♪

スジャータ役の山本香織さん・・存在感のあるスジャータを好演されていました。
この方が出てくることで、場が一気に引きしまる。
そんな実力を感じるのですが、あの主役2人のダンスシーンのアンバランスさは、さすがに見ていてハラハラしておりました。

ジェンダ役の森田和広さん・・この方もツアーでお見かけした気が・・
デーパの部下で、差別意識むき出しの役をされていましたが・・無茶苦茶嫌な感じも受けましたがなかなか鋭い部分も持ち合わせている役を好演されているかと思えば・・
2部では正反対の役のみなを取りまとめるブダイを好演されていました。

デーパ役の青木孝仁さん・・こちらは副長役でガイドをしていただきました。
自分勝手で、小ずるい人間の弱さを体現したような役で1部2部ともに好演されていましたね♪

2部になると、彼が必要にマーヤを欲するのが、彼自身の生まれからのコンプレックスだとわかります(マーヤもデーパもともにスードラ)

日本ではこれほど酷い階級制度が無い為「何で!」といいたい部分もありますが、1部より2部の方が、ストーリー的に入りやすく見入ってしまいました。

歌・踊りがあり、小さな子供も参加していて、とても手作り間のある舞台でした。
舞台終演後、ロビーに出演者の方が出てきていましたが、泣き崩れる役者の方もいて、その大変さを実感として感じました。

ただ、1部の語り部の方が出てくるシーンとかのスポットライトが暗く、黒い衣装を着ているので余計に暗く見えてしまったのが残念でした。

踊りも微妙なずれがあったり・・手作りならではの感じを受けました。


「インドラの湖」を見てきました♪_d0002744_23301187.jpg
沢山の関係者の方に囲まれて、お逢いしたかった方にもご挨拶も出来ませんでしたが・・
最後に桜木さんにだけご挨拶をさせていただき、お写真を撮らせていただきました。
局長・・お疲れのところ有難うございましたm(__)m

色々と勝手なことを書いていますが、自分の中の「芝居」を見るための目をリセット出来た気がします。(純粋に芝居を楽しむことを思い出しました。色々見すぎるとダメですね)

本日出演されていた皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
そのご苦労は計り知れないものだと思いますが、次回もっとパワーアップした作品でお逢いできる日を楽しみにしております♪
by megohime70 | 2005-10-23 23:31 | お芝居/関西


私が見たお芝居の観劇記録です♪お芝居の楽しさを伝えれると嬉しいな♪内容と関係ないTBが多くなってきた為TB出来ない様にいたしました。ご理解お願いいたします。


by megohime70

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