中川晃教くんバージョンの「モーツアルト」を見てきました♪
先日、中川君バージョンの「モーツアルト」を見てきました♪
中川君は先日劇団新感線で上演していた「SHIROH」を見ていたので、興味があったのと、色々な宣伝を見ていて、興味が沸いたので、思い切って観に行ってきました。
本格的な「ミュージカル」は、本当に久しぶりで♪それもとても新鮮でした!
10年ぐらい前に「ミスサイゴン」を見たのが最後かな?・・と思っていたら、最近宝塚歌劇の「アイーダ」を見てました(笑)
これだけ舞台を見ているのに、不思議なんですけどね。以外に見てない私。
嫌いじゃないんですが、中々機会がなくって・・(^^ゞ
今回の席は2FでRB(端のBOXみたいな場所)でした。
少し端なので、多少の見づらさと、音の割れがありましたが、十分堪能してきました♪
なんの下調べもせず、色々な方の感想もグッと我慢して♪
※相変わらず長い感想です・・すみません※
ストーリーは・・アマデウス・モーツアルトの人生を描いています。
天才ゆえの傲慢、若者ゆえの憤り、誘惑、家族愛、権力に対する嫌悪と人間らしい一面が描かれています。
音楽しか知らなかったので、人物的なものはよくわからなかったんですが・・こんな嫌なやつなんだというのが、最初の印象でしたけどね(笑)
でも話を見ていくにつれ・・それぞれの思いが上手く相手に伝わらないもどかしさと、愛情に飢えた人がなんて多いんだろうと、心が痛くなりました。
中川君のモーツアルトは・・とても自信満々で、プライドが高く、でも子供のように父親の愛情に飢えていて、誰に認めてもらうより、父親に認めてほしい、そんな大人になりきれない、若者特有の傲慢さと憂いを秘めたモーツアルトでした。
嫌味ではなく、とても危うげで・・ハラハラしましたけどね。
演技は上手いとは言えませんが、モーツアルトの気持ちが歌からも台詞からも伝わってきて、その世界に浸っていきます。
彼だけが今風の洋服(ジーパンだったり、タンクトップだったり)で異質なんですよね。
周りはロココ調の華やかなドレスを身に着けているのにね(ベルバラ風のドレスです)
それが、彼の天才的な人とは違うと言うことを表現をしていたのかな?
天才と言うより、「芸術家」なんですよね。神に愛されたというより、音楽の犠牲者なのでは?と感じた私です。
特に1幕終了の「影を逃れて」は、彼の苦悩と自由への切望がヒシヒシと伝わってきました。
そして、2幕の「なぜ愛せないの」での父親との決別のシーンは涙がこぼれてきました。
父親に認めてほしいという思い、その誇らしさが態度にも台詞にも表れているのに、それも戒めるように息子に諭す父親の愛情・・これがすれ違ってしまう様は本当に悲しくなりました。
どちらもお互いを愛していて、相手のことを考えているのに、それがうまく伝わらないもどかしさ・・思わず「違うんだよ!」といいたいぐらいもどかしさを感じました。
西田ひかるさんのコンスタンツェは、もっと凄い悪妻だと思っていました。凄い嫌な女ってイメージがあったんですが、家族にも愛されず、夫であるモーツアルトとすれ違ってしまう、悲しい女性でした・・そう感じますが、それほど感情移入が出来なかったのはなぜ?
歌とか好きなのが多かったんだけど・・・なにか物足りなさを感じました。それは私だけ?
あと、ソロで歌っているときは、感じないんですが、デュエットになると中川君があわせて歌うように感情を落としたように歌の迫力が半減していた気がしますが・・
高橋由美子さんのナンネール役は・・弟の凄さに影が薄い、この時代の女性特有の自由のなさの象徴のようでした。
何度か舞台は見ているんですが、下手をすると存在が希薄になりそうな役なのに、弟を羨む姉を好演していました。
この方が「コンスタンツェ」をやるとどうなるのかなぁ?と少し考えた私です♪
私的には、コンスタンツェよりこのお姉さんの儚さの方が印象的でした。
父親役の市村さん・・以前「ミスサイゴン」で始めて拝見しましたが・・相変わらず凄い迫力ですね。
息子の出世の為に、その才能を認めているようで、一番認めていなかったのかもしれませんね。彼の中では、ずっと小さな子供のままだったのかなぁって・・
「家族」を大切に思い、息子を自分の手元において、あらゆる不浄のものから守りたかったんだと・・その愛情の深さが感じられましたが、その感覚は少々間違っていますが(苦笑)
コロレド大司教役の山口祐一郎さん・・たぶん始めて今回拝見したと思うんですが(もしかしたら四季で見てるかも)
場面的に出番は少なかったですが、インパクトは凄いです。もちろん歌が凄いですが・・
会社の同僚の方でファンの方がいるんですが・・音楽にウルサイ彼女が好きになるのも納得できるほど、凄いです
嫌味な権力者を好演されていますが、馬車の場面でのあのコメディタッチのトイレのシーンは場が和むようで、とても面白かったです♪とくにあの場面が好きな私です(爆)
アマデと言うモーツアルトの子供の頃の彼が影のように、彼の側についています。見えるのは本人だけ・・台詞もなく、ただ彼の側にいるだけの存在・・
それでもとても存在感がある役でした。
カーテンコールは3回だったかな?予想以上に早い終わり(苦笑)
緞帳が下りた後、オケの演奏があり、全曲をメドレー風に演奏後・・緞帳前にモーツアルト役の中川君とアメデ役の子役の子2人が出てきて、礼をして帰って行きました。
子役の子はとてもお茶目な仕草をして、2人とも楽しそうに幕の中へ♪
その様子に皆大喝采でした。
この日は昼のマチネだったんですが、1階3階は満席なんですが、2階の正面はガラガラ・・
この差にびっくりでした。役者の目線が行く正面が開いてるのは、演りづらくなかっのかなぁ?なんて心配をした私です。
こんかいの戦利品です(爆)
手前右がライブ盤井上くんバージョン、左がライブ盤中川君バージョンで今はこちらのCDだけ聞いています(井上君のは見た後に聞こうと思っているので封印中)
後ろ右は楽譜集、左がパンフです。
こんなに買う気がなかっただけに、密かにはまってしまった自分に苦笑している私です(^^ゞきっと今回のCDも出たら買いそうです(苦笑)
中川君は先日劇団新感線で上演していた「SHIROH」を見ていたので、興味があったのと、色々な宣伝を見ていて、興味が沸いたので、思い切って観に行ってきました。
本格的な「ミュージカル」は、本当に久しぶりで♪それもとても新鮮でした!
10年ぐらい前に「ミスサイゴン」を見たのが最後かな?・・と思っていたら、最近宝塚歌劇の「アイーダ」を見てました(笑)
これだけ舞台を見ているのに、不思議なんですけどね。以外に見てない私。
嫌いじゃないんですが、中々機会がなくって・・(^^ゞ
今回の席は2FでRB(端のBOXみたいな場所)でした。
少し端なので、多少の見づらさと、音の割れがありましたが、十分堪能してきました♪
なんの下調べもせず、色々な方の感想もグッと我慢して♪
※相変わらず長い感想です・・すみません※
ストーリーは・・アマデウス・モーツアルトの人生を描いています。
天才ゆえの傲慢、若者ゆえの憤り、誘惑、家族愛、権力に対する嫌悪と人間らしい一面が描かれています。
音楽しか知らなかったので、人物的なものはよくわからなかったんですが・・こんな嫌なやつなんだというのが、最初の印象でしたけどね(笑)
でも話を見ていくにつれ・・それぞれの思いが上手く相手に伝わらないもどかしさと、愛情に飢えた人がなんて多いんだろうと、心が痛くなりました。
中川君のモーツアルトは・・とても自信満々で、プライドが高く、でも子供のように父親の愛情に飢えていて、誰に認めてもらうより、父親に認めてほしい、そんな大人になりきれない、若者特有の傲慢さと憂いを秘めたモーツアルトでした。
嫌味ではなく、とても危うげで・・ハラハラしましたけどね。
演技は上手いとは言えませんが、モーツアルトの気持ちが歌からも台詞からも伝わってきて、その世界に浸っていきます。
彼だけが今風の洋服(ジーパンだったり、タンクトップだったり)で異質なんですよね。
周りはロココ調の華やかなドレスを身に着けているのにね(ベルバラ風のドレスです)
それが、彼の天才的な人とは違うと言うことを表現をしていたのかな?
天才と言うより、「芸術家」なんですよね。神に愛されたというより、音楽の犠牲者なのでは?と感じた私です。
特に1幕終了の「影を逃れて」は、彼の苦悩と自由への切望がヒシヒシと伝わってきました。
そして、2幕の「なぜ愛せないの」での父親との決別のシーンは涙がこぼれてきました。
父親に認めてほしいという思い、その誇らしさが態度にも台詞にも表れているのに、それも戒めるように息子に諭す父親の愛情・・これがすれ違ってしまう様は本当に悲しくなりました。
どちらもお互いを愛していて、相手のことを考えているのに、それがうまく伝わらないもどかしさ・・思わず「違うんだよ!」といいたいぐらいもどかしさを感じました。
西田ひかるさんのコンスタンツェは、もっと凄い悪妻だと思っていました。凄い嫌な女ってイメージがあったんですが、家族にも愛されず、夫であるモーツアルトとすれ違ってしまう、悲しい女性でした・・そう感じますが、それほど感情移入が出来なかったのはなぜ?
歌とか好きなのが多かったんだけど・・・なにか物足りなさを感じました。それは私だけ?
あと、ソロで歌っているときは、感じないんですが、デュエットになると中川君があわせて歌うように感情を落としたように歌の迫力が半減していた気がしますが・・
高橋由美子さんのナンネール役は・・弟の凄さに影が薄い、この時代の女性特有の自由のなさの象徴のようでした。
何度か舞台は見ているんですが、下手をすると存在が希薄になりそうな役なのに、弟を羨む姉を好演していました。
この方が「コンスタンツェ」をやるとどうなるのかなぁ?と少し考えた私です♪
私的には、コンスタンツェよりこのお姉さんの儚さの方が印象的でした。
父親役の市村さん・・以前「ミスサイゴン」で始めて拝見しましたが・・相変わらず凄い迫力ですね。
息子の出世の為に、その才能を認めているようで、一番認めていなかったのかもしれませんね。彼の中では、ずっと小さな子供のままだったのかなぁって・・
「家族」を大切に思い、息子を自分の手元において、あらゆる不浄のものから守りたかったんだと・・その愛情の深さが感じられましたが、その感覚は少々間違っていますが(苦笑)
コロレド大司教役の山口祐一郎さん・・たぶん始めて今回拝見したと思うんですが(もしかしたら四季で見てるかも)
場面的に出番は少なかったですが、インパクトは凄いです。もちろん歌が凄いですが・・
会社の同僚の方でファンの方がいるんですが・・音楽にウルサイ彼女が好きになるのも納得できるほど、凄いです
嫌味な権力者を好演されていますが、馬車の場面でのあのコメディタッチのトイレのシーンは場が和むようで、とても面白かったです♪とくにあの場面が好きな私です(爆)
アマデと言うモーツアルトの子供の頃の彼が影のように、彼の側についています。見えるのは本人だけ・・台詞もなく、ただ彼の側にいるだけの存在・・
それでもとても存在感がある役でした。
カーテンコールは3回だったかな?予想以上に早い終わり(苦笑)
緞帳が下りた後、オケの演奏があり、全曲をメドレー風に演奏後・・緞帳前にモーツアルト役の中川君とアメデ役の子役の子2人が出てきて、礼をして帰って行きました。
子役の子はとてもお茶目な仕草をして、2人とも楽しそうに幕の中へ♪
その様子に皆大喝采でした。
この日は昼のマチネだったんですが、1階3階は満席なんですが、2階の正面はガラガラ・・
この差にびっくりでした。役者の目線が行く正面が開いてるのは、演りづらくなかっのかなぁ?なんて心配をした私です。
こんかいの戦利品です(爆)
手前右がライブ盤井上くんバージョン、左がライブ盤中川君バージョンで今はこちらのCDだけ聞いています(井上君のは見た後に聞こうと思っているので封印中)
後ろ右は楽譜集、左がパンフです。
こんなに買う気がなかっただけに、密かにはまってしまった自分に苦笑している私です(^^ゞきっと今回のCDも出たら買いそうです(苦笑)
by megohime70
| 2005-06-18 14:18
| お芝居/関西
私が見たお芝居の観劇記録です♪お芝居の楽しさを伝えれると嬉しいな♪内容と関係ないTBが多くなってきた為TB出来ない様にいたしました。ご理解お願いいたします。
by megohime70
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